映像コラム

2014.09.08

インタヴュー撮影のポイント

8月末、大手宅配チェーン店のインタヴュー撮影に行ってきました。

各店舗のアルバイトさんたちの仕事に対する想いや取り組みを聞くもので、

同じ立場のアルバイトさんや店長さんのモチベーションを上げるのが目的です。

1日目は埼玉2店舗、2日目は神奈川2店舗。移動があるので、ほぼ1日仕事です。

この手のインタヴューのポイントは、如何にインタヴュー対象者の“活きた”コメントを

引き出せるか、にあります。

雑誌のインタヴューであれば欲しいコメントを聞き出し、その内容を文章にして伝えればよいのですが、

映像の場合はどのようなテンションでしゃべっているかも伝わります。

というより、そのテンションを伝えることが映像の目的といっても良いでしょう。

ですから、事前に質問を想定して作文したようなきれいなコメントよりも、

多少、日本語の文法から外れていようが、“自分の言葉”でしゃべっているコメントが欲しいのです。

一つ出てきたコメントから、引き出せそうなものがあれば、その場でどんどん深堀りして聞いていきます。

順番はあとから如何様にでも編集できるので…(逆にいえばTVでよくやるような意図的な編集も可能ということです)

時には,敢えて煽るような質問をぶつけることもあります。

それもインタヴューテクニックの一つなのです。

最悪なのは、欲しいコメントをインタヴュアーが、質問の言葉の中でしゃべってしまうことです。

通常、ディレクターはインタヴューする場合、インタヴュアーの声は使わないので、

編集でつないでみると、「はい」「はい」「そうですね」「そうですね」しか撮れてなかった!

なんてことになってしまいます。

 

さて、今回はそのようなことを伝授して、クライアント企業の担当者にインタヴューしてもらうことにしました。

インタヴューの対象者は高校生や大学生。

私のような白髪まじりのオッサンがインタヴューするよりも、しゃべりやすいのでは、と考えてのことです。

インタヴュアーになってくれた2名の女性担当者の方は優秀で、自然な形でアルバイトさんたちの声を引き出してくれました。

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